ネット証券とは?

2004年の証券取引法改正により、証券仲介業は証券会社以外の金融機関も行えるようになり、コンビニや銀行でも株式投資が可能になりました。

こういった流れから生まれたのが「ネット証券」と呼ばれる、事実上の店舗を持たず、ネット上の操作のみで株式や投資信託などの金融取引ができる証券会社です。

インターネットの急速な普及により、近年ではこのネット証券を利用しての証券取引は、全体の中でもかなりの割合を占めるようになってきました。

これまでこういった金融取引は、証券会社の店頭か、電話注文かのいずれかで売買が行われていたため、開店時間中に店舗を訪れることのできないサラリーマンなどはタイムリーな取引を行えないことも多くありました。

しかしこのネット証券では取引の際、人を介さずに注文・買付ができ、取引も24時間可能、携帯からのアクセスもできることなどの手軽さが幅広い層に受け入れられ、これまで株式投資を敬遠していた人たちも含め、このネット証券によって取引を利用する人は増えてきています。


時代の流れに沿った事業形態

ネット証券の出現は、株式投資の形態や流れを大きく変えることになりました。今では個人投資家の多くがネット証券に口座を持つようになっており、ネットを介して株などの取引きを行うケースが増えています。

それではなぜここまで急速にネット証券が普及してきたのか。
一番の理由として挙げられるのは、「投資にかかるコストが少ない」という点でしょう。

まず、株式取引に必要となるものとして「口座」があります。これは普通の銀行に口座を開設するのと同じ要領で証券専用の口座を開くのですが、この口座は維持費が必要になり、これまでの口座の維持費とネット口座の維持費にはかなりの差があります。

そして、株には取引手数料がかかり、これが直接金融機関の収入源にもなっていたのですが、ネット証券では人件費などのコストが少なくてすむ分、この手数料も劇的に安くすることが可能になりました。
商品によっては同じものであってもこの手数料に10倍以上の差が出ることもあるのです。

このように、時代の流れに沿った形態のネット証券ですが、メリットが大きい分、当然ですがデメリットも存在します。双方の知識を身に着け、失敗のないようネット証券を活用するようにしましょう。